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ローカルでのサイト編集とサーバーの更新 [オンライン・サイト編集]

 オンラインでサイトを作成するツールについてのアイデアに少し追加をしたい。

 こういうツールを思いついたのは、Wikiやブログが、オンラインで編集できるのが便利だったからだ。どこでもブラウザーがあればアクセスできるし、編集できる点は、これらのツールの機能で十分だが、問題は、普通のWebサイトを作るわけではなく、かなり制限されたものしかできないところに不満があった。

 それを解消するためのオンラインWebサイト作成ツールということなのだ。基本的にはPHPのサーバーサイドスクリプトで、ファイルやディレクトリをサーバー側に直接作る、という方針で、それができれば、後はサイトの管理に便利な機能を、どれだけ自然に増やせるか、ということに中心が移ることになるはずだ。

 ところが、一般のプロバイダーではPHPは使えないことが多いので、レンタルサーバーを借りているような場合を除いて、使い道がかなり限られてしまうことになる。それでも、少なくとも僕自身の利用に差し支えはないのだが、折角作るのだから、多くの人に使ってもらえるような作りにしておいた方がいいに決まっている。

 そこで、これをローカルで動かしてローカルのサーバー上にWebサイトを作っておき、あとはftpでプロバイダーのサーバーにミラーリングする(つまりローカルのサイトをそのままプロバイダーの自分のWebサイトの領域にコピーする)ようにすれば、このftpによる更新という一手間が余分にはなり、また特定のコンピュータ上で作業する必要が出てくるが、それでも、何もないところで作るよりはずっと気軽にサイトを作れるように思う。

 もちろん、そのためにはローカルにApacheサーバーとPHPとをインストールしておく必要があるが、これだけであれば、ハードディスクの容量さえあれば、インストールは簡単にできる。まあ、ApacheとPHPを動かすには、それなりのCPUパワーやメモリ容量も必要になるが。

 その場合、ftpでプロバイダのサーバーに更新ファイルを転送するプログラムが別途必要になる。これをPHPで作れるのか、それとも別にPerlやPythonで作った方がいいのかは調査しないといけないが、更新元ファイルをローカル上で保存しておくようにすれば、サーバーには更新ファイルを無条件に上書きコピーしてしまっていいので、プログラム自体は非常に単純なものでいいだろう。

 また、ローカルでWebサイトを管理し、出来上がったらftpで更新するとなると、GoliveやDreamweaverやホームページ・ビルダーなどのWebサイト作成ツールと同じようなコンセプトになってしまうであろう。そこで、次にこれら既存の作成ソフトの仕様を調査し、それとどのように差別化するか、ということも考えていく必要がある。まあ、これらのソフトはやはり余計な処理をしているし、生成されるコードも、それほどきれいなものではない(コード生成については、ビジュアルな編集がメインで、HTMLコードを直接書くことは余りない)。それに対して、HTMLないしはXHTML、CSSなどの編集をメインにする僕らのツールとは使う人の層が違うことは明らかなのだが、いずれにせよ、その違いを明文化する必要はある。Webサイトの更新情報を自動化したり、RSSを自動作成したり、といった部分は、GoliveやDreamweaverなどには存在しない機能なので、その点でも差別化になるだろう。

 いろいろ考えていると、夢が膨らむし、アイデアさえあれば、実現性は決して低くないので、これが出来上がるのが楽しみだ。


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