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CSSのclass属性の作り方 [オンライン・サイト編集]

 前に「XHTMLを構造化する」で書いたように、CSSのclass属性で、XHTMLの構造を定義することができる。

 ということは、class属性を付けるとき、デザインの違いでクラスを作ってはいけない、ということだ。classには、必ずその文書の構造的な意味を表すようなものにすべきだ。

 一つのページなり、Webサイトなりを作るとき、どういうページにするかを考え、HTMLとは別に、全体のアウトラインをまとめてみる。そのアウトラインを整理・分類し、共通なものをまとめてクラス名をつける。この段階でデザインのことは(あまり)考えない。デザインはあとで、試行錯誤して決めていけばいい。

 こういうように、内容やデザインとは別に、統一的に構造を考えてWebページを作っていく、という手順をできるかぎり守るようにしよう。

 前回はtitleとかauthorとかdateとかのクラスを紹介したが、すぐ考えつくのは、

h2.chapter { }
h2.section { }
h3.subsection { }
h3.subsubsection { }

などの見出しのクラスである。

 他に、プログラムのソースやHTMLを表すクラス

p.code { }
p.html { }

などだ。これと文章の引用は別の方がいい。引用についてはblockquoteがあるので、これはそのまま使うことができる。

 たとえば、本の引用などが多ければ、

span.book { }

というクラスを作り、<span class="book">〜</span>というように使う。さらにそのbookクラスの中で、タイトルなどを区別したいとすれば、

span.book span.title { }

とすればいい。そして、

<span class="book">
  <span class="title">CSSのclass属性の作り方</span>
  <span class="author">福田洋一</span>
</span>

というように使う。

 このtitleクラスは、h1.titleのh1におけるtitleクラスとは別のものになる。XMLにおける子要素と同じように(若干分かりづらいが)使える。


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