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HTML文法チェッカー [Webサイト構築]

 僕は普段、MacOSX上でJeditXという、エディターを使っている。これは、Windowsのどのエディタよりも使いやすい。他にエディタとしてはEmacsを使っている。TeXやプログラムを編集するには、こちらの方が使いやすい。しかし、論文の原稿を初めとして、あらゆる用途にJeditは大変重宝する。

 HTML編集用には、その同じ作者が作ったJcheckerという、HTMLコード入力用のエディタを使っている。このHTMLエディタは、同時にHTMLの文法チェック機能がついているので、大抵の場合、書き終わったHTMLの文法をチェックしている。

 Windowsで同様のエディタがあるかどうか分からないが、少なくともHTMLの文法チェックに関しては、他にAnother HTML-lint というオンラインのソフトが公開されている。ローカルにダウンロードして使うこともできるが、そこではCGIで動くこのチェックソフトをオンラインで使うことも出来るようになっている。

 これは非常にお奨めのサイトだ。チェックしてみると、多量のエラーが出る。出るだけではなく、それについての「解説」へのリンクが表示され、また、エラーのある行が赤い文字で表示される。エラーと言っても、致命的なものと、エラーというよりは、注意とか推奨とかの表示も含まれており、全部を直す必要はないが、しかし、その解説は一読の価値がある。よりよいHTMLを書くためのガイドラインが示されているからだ。

 URLを指定すると、そこのHTMLファイルがチェックされるので、たとえば、このページなどもチェックしてみるとおもしろいだろう。こういう、ソフトで自動的に作成されたHTMLとか、グラフィカルなHTML作成ソフトが吐き出すHTMLコードが、どんなに汚いものか分かるだろう。

 もちろん、かなりのエラーが出てもブラウザーでは問題なく表示できる。細かいことを気にしていたら、時間がかかって仕方がない。と思うかも知れない。だが、HTML仕様やWebの環境はどんどん変化している。進化している。将来、いろいろ発展的な利用をするためには、きちんと決められたルールに従っていた方が互換性を保つことが出来る。

 HTMLだけで書くWebサイトはもうすぐ時代遅れになる。そのときにあわてないで済むように、きちんと原理を理解し、決められた文法を遵守する習慣を身に付けよう。


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