EmacsのYaTeXからAcrobat Readerを呼び出すコマンド [プログラム]
Knoppixのカスタマイズをいろいろやっている。特にEmacsの環境整備をしている。KnoppixはCD-ROMに焼いてしまうので、後からの追加が容易ではない。最初にできるだけ、作り込んでおかないといけない。
今でも普通僕はTeXやPython、Cなどを書くときにEmacsを使用しているが、必ずしも快適な段階までカスタマイズして使っているわけではない。そうしなくても十分使いやすく高機能なのだが、様々な演習で使うとなると、いろいろと便利な機能を組み込んだり、細かいカスタマイズをしたりする必要が出てくる。
さらに、そのカスタマイズをする環境が、起動しているKnoppixとは別のシステムとして作らなければならず、しかも起動しているKnoppixはCD-ROMで動いているので、データの保存もままならない、という訳で大変なのだ。
今日は、Emacs上でTeXを使いやすくする環境であるYaTeXに対して、コンパイルしたdviファイルから作ったpdfファイルを、Acrobat Readerを起動して表示するコマンドを作った。
(defun call-acrobat () "Call Acrobat Reader with a pdf file made from the tex file of current buffer" (interactive) (let ((filename (concat (file-name-sans-extension (buffer-name)) ".pdf"))) (if (file-exists-p filename) (call-process "acroread" nil nil nil filename) (message "Cannot file pdf file")))) (setq yatex-mode-load-hook '(lambda() (YaTeX-define-key "p" 'call-acrobat)))
これは、今編集しているバッファの名前から拡張子を取り去り、それに.pdfという拡張子を付け、その名前でAcrobat Readerを呼び出す機能を、YaTeXのキーとして定義している。コントロール-C, pで、現在編集中のファイルのPDF書類がAcrobat Readerで読めるわけだ。まあ、胸張って公開出来るようなものではないが、最近はこんなことをしている、という報告までに、公開しておこう。
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