リストの何番目かの項目 [プログラム]
リストを繰り返しに使う、という前回の話は、「繰り返し」というプログラムの重要な構文の説明のためのものだった。
一方、リストそれ自身については、もっと他の処理がいろいろ可能である。
まず、リストの中の何番目かの項目を取り出す、というもの。「リストcommand_paramsの3番目の項目」という場合を考えよう。リストの最初の項目は0番目、次は1番目、次は2番目、次が3番目である。たとえば、
リスト・オブジェクト["Tokyo", "Osaka", "Nagoya", "Kyoto", "Sapporo"]にcities_listという名前を付ける。 リストcities_listの3番目の項目を表示する。
リストの一部を部分リストとして別に取り出し、名前を付けることもできる。
リストcities_listの1番目から4番目の項目を取り出して、middle_size_citiesという名前を付ける。 リストmiddle_size_citiesを表示する。
とすると、新たに「"Osaka", "Nagoya", "Kyoto", "Sapporo"」というリストにmiddle_size_citiesという名前を付けることができる。
新たにリストの一部を変更することもできる。
リストmiddle_size_citiesの2番目の項目を"Kita-Kyushu"にする。
要するに、リストであっても、単一のデータであっても、書き方が少し違う(ちょっと長い言い回しになる)だけで、新しい名前をつけたり、取り出したり、変更したりすることが可能なのである。
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