学生の手によるオープンキャンパス [ゼミ・教育]
「極私的脳戸」で、数日前の記事「オープン・キャンパス」にコメントをいただいた。
大学の先生から見たオープンキャンパス。 ... ということなので、受験生諸氏は読みに行きなさい。実際、大学の先生はマジにあんたたちをちゃんと育てたいって考えてるものだ。
ということだが、実際には、大学の先生から見たオープンキャンパス「の宣伝」と言った方がいいかもしれない。僕はそこで、オープンキャンパスを宣伝している大学の広告を見て、悲しい思いをしたからだ。
僕自身もオープンキャンパスで模擬授業をやる。しかし、これは大学の宣伝とは違う。僕は大学のブランドに左右されずに来て欲しい、見て欲しい。大学の中ではこんなことをやっているんだ、ということを見せたいと思っている。そのためには、大学の先生がどうしているか、ではなく、学生がどうしているかを学生自身で見せてもらおうと思っている。僕は進行役で、2年生、3年生、4年生が、どういうことに取り組んでいるかを、かれら自身の成果を発表してもらおうと思っている。
学生自身の手で、ということでは、現在、学科のオフィシャルWebサイトをゼミで作成している。業者丸投げではない。それどころか、大学のサイト内に、学科のオフィシャルなページを全部学生(と僕)の手作りで作ってしまおうというプロジェクトだ。業者が請け負ったら200万円くらいは取られるだろう。しかも、僕らはHTML文法チェックで100点を取るものをつくる。現在の公式Webサイトでこれをクリアーできるところはほとんどないと言っていい。現在、8割方出来上がっているが、HTMLのページは60ページを越えている。かなり大きなサイトになっている。完成した暁には(オープンキャンパスに間に合わせるつもり。)ここでも、お披露目しよう。
こういうことをやっている、ということを、受験生、高校生には見に来て欲しいのだ。
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