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明るい性格 [雑感]

 昨日、妻の母方の叔母(妻の母の長姉)が、突然亡くなったという連絡がありました。たまたま、この叔母は京都に住んでいたので、今日、お焼香に行って参りました。今年89歳ですが、朝は普通にみんなと食事をし、ゴミも出し、その後部屋にもどって寝ていたらしいのですが、昼ご飯に出てこないので見に行ったところ、テレビを見たまま亡くなっていたそうです。本人にとっても突然のことらしく、苦しい表情もしていなかったということです。

 普段から、心臓が悪く、発作というほどのことはないのですが、胸が苦しくなるとニトログリセリンを服用していたそうで、今回は突然のことで間に合わなかったのでしょう。日本画をやっている叔母は、本の三日前には、奈良まで写生旅行に行ってきたそうです。

 顔は、とても89とは思えないほど、艶がよく、シワ一つありませんでした。やせて、小柄ではありましたが、これまで入院したこともなく、亡くなるときも、全く人の手を煩わせることがありませんでした。

 妻の母方の家族は、多くの場合、A型家族です。そのため、みんな一致団結した、まとまりのいい、仲の良い家族でした。特に一番年上の叔母は、性格が非常に明るく、というか、前向きで、細かいことに拘らず、くよくよしない質でした。こだわりがない性格というのが、そのプラス思考の出発点だったと思います。この性格のため、ストレスを貯めるようなことはなかったと思います。それだけではく、まわりの人の心にも、その物事に拘らない、明るい性格を伝染させるような、そういう性格でした。

 そのことが自分にストレスを貯めないだけではなく、他の人からのプラスの影響も引き出し、まわりを幸せにもしてきました。そのことのゆえに、89歳まで長生きをさせ、また特に人に迷惑を掛けることなく、最後を迎えられたのでしょう。人のためになることが、最終的に一番自分のためになる、という例の一つのような気がします。

 ご冥福をお祈りいたします。


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ishid K.

石濱先生の叔母様の御冥福を祈念申し上げます。
by ishid K. (2005-11-08 22:29) 

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