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なせチベットについて書かないのか [チベット]

あと10日ほどで、チベット仏教についての学会発表があるため、なかなかブログを書く時間がとれない。コンピュータ関係の作業は中断し、あとは大学での授業の準備をするのがやっとだ。ブログの名前が「チベットとコンピュータな日々」だから、チベットについて書いてもいいはずなのに、これまでほとんどチベット関連の記事を書いてこなかった。どうしてこんなことになってしまったのだろう。

 ブログを不特定小数(だと思う。)の人に向けて書く場合、読んでもらえるような話題について書くことになる。ところが、僕の専門のチベット仏教については、人に読んでもらえるようなものが書けそうにない。書こうと思っても、説明しなければならないことが多くて、自分の考えていることにまで辿り着きそうにないのだ。

 何も、他と比べて特に難解なものを研究しているわけではない。ただ、コンピュータ関連のようなポピュラリティがないので、前提となる説明が必要になってしまい、そこで僕が考えたことを書くまでに、書く方も読む方も力尽きてしまうのである。

 そうなると、ブログではむしろ自分が専門としないようなテーマについて書くことが多くならざるをえない。僕は大学ではコンピュータ関係の授業をしているが、これは、あくまで素人の観点から説明しているのであって、研究者としての視点ではない。それくらいが丁度いいようなのだ。しかも、そういう素人でも、人の役に立つものを作ることはできるのだから、それが学生の卒業研究のモデルケースにもなる。

 いつも気になっていて、いつか弁解したいと思っていたのだが、以上が、「チベットとコンピュータな日々」というブログのタイトルのタイトル倒れになってしまっている理由である。


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